はじめに

Windows 8が出荷され、早速タッチデバイスを手に入れた方もいるかと思います。
ただ、タッチデバイスのデバッグは思っていた以上に面倒くさく、ターゲット機に
Visual Studioをインストールしたとしても、ブレークポイント時には、画面が
切り替わったりと、不便なところもあります。

ということで、リモートデバッグの機能を使えば、これらの不満が解消されると
思います。

早速、リモートデバッグの機能を使ってみましょう。

環境構築

まず、ターゲットマシンへ、リモートデバッグ用のツールをインストールします。

Remote Tools for Visual Studio 2012

CPUは、x86、x64、ARM から選ぶことができます。

自分のターゲット環境に合うものを選択して、ダウンロードしてください。

ダウンロード後、インストールを行ってください。

リモートデバッグ実行

インストールが完了したら、ターゲット機の「Remote Debugger」アプリを起動
してください。



ファイアウォールの設定を選択し、「リモートデバッグの構成」を押して起動させてください。

起動が完了すると、以下の画面が表示されます。



次に、Visual Studioを起動させ、デバッグを行うソリューションを開きます。



デバッグ先を、「リモートコンピュータ」にしてください。
リモートデバッグ先が設定されていない場合には、次の画面が表示されます。



接続先を決定します。ターゲットコンピュータで起動している、「Remote Debugger」に
書かれている、コンピュータ名を入力してください。
(ポート番号も忘れずに)

設定が完了したら、デバッグを開始してください。
ターゲット機での、開発者ライセンスを取得します。



ライセンスの取得が完了すると、リモートデバッグが使えるようになります。
当たり前ですが、ちゃんと動きます。でも、動いているところを見るとちょっと感動です。

おわりに

これで、タッチデバイスのターゲット機にVisual Studioをインストールしなくても、
デバッグが行えるようになります。
アプリと、Visual Studioとの画面切り替えも発生しないため、快適にデバッグが行えます。

調査環境

Windows ストア アプリ
VS2012
C#

更新日

2012/11/24:アップ
2013/04/05:リンク先修正